離乳食を始めると、「最初は何を食べさせればいいの?」「どの順番で進めればいいの?」と迷うことはありませんか。
スーパーで野菜や魚を見ても、赤ちゃんに向いている食材なのか、初期から使っていいのか分からず、不安になることもありますよね。
離乳食初期は、たくさんの食材を用意するよりも、赤ちゃんが食べ物に少しずつ慣れることが大切です。
最初から完璧な献立を作る必要はありません。おかゆ、野菜、豆腐、白身魚など、使いやすい食材を少しずつ試しながら、赤ちゃんの様子を見て進めていきましょう。
この記事では、離乳食初期におすすめの食材リスト、進めやすい順番、初めての食材を試すときの注意点を、現役ママ目線で分かりやすくまとめます。

① 結論|離乳食初期は「少ない食材を少しずつ」で大丈夫
離乳食初期は、たくさんの食材を一気に増やす必要はありません。まずは、赤ちゃんが食べ物の味や舌ざわりに慣れることを大切にしましょう。
最初は、なめらかにすりつぶしたおかゆから始め、慣れてきたら野菜、豆腐、白身魚などを少しずつ広げていく流れが進めやすいです。大切なのは、1種類ずつ少量から試し、赤ちゃんの体調や食べ方を見ながら進めることです。
✅チェック
・最初はおかゆなど、なめらかなものから始める
・新しい食材は1種類ずつ少量から試す
・赤ちゃんの体調がよい日に進める
・食べない日があっても焦らない
・食材は無理に増やしすぎない
・不安があるときは小児科や健診で相談する
離乳食初期は、栄養をたくさん取ることよりも、母乳やミルク以外の食べ物に慣れる時期です。食べる量が少なくても、最初はひとさじ口にできただけで十分です。

「最初からいろいろな食材を用意しないとダメなのかな?」



「大丈夫。初期は少ない食材を少しずつでOK。赤ちゃんが慣れることを優先しよう」
② 離乳食初期の食材選びで大切なポイント
離乳食初期の食材は、赤ちゃんが飲み込みやすく、なめらかにしやすいものから選ぶと進めやすいです。味が強すぎるものや、繊維が多くてすりつぶしにくいものは、最初は扱いにくいこともあります。
食材を選ぶときは、次のポイントを意識すると安心です。
・なめらかにしやすい
・やわらかく調理しやすい
・味にクセが少ない
・少量から試しやすい
・家庭で準備しやすい
・赤ちゃんの月齢や進み具合に合っている
離乳食初期は、食材そのものの味に慣れていく時期でもあります。味つけは基本的に必要ありません。野菜の自然な甘みや、おかゆのやさしい味を少しずつ経験していけば大丈夫です。
また、初めての食材は、できれば平日の午前中など、何かあったときに相談しやすい時間に試すと安心です。食べたあとに発疹、嘔吐、下痢、咳、機嫌の変化などがないかも見ておきましょう。
③ 離乳食初期におすすめの食材リスト
離乳食初期に使いやすい食材を、主食・野菜・たんぱく質・果物に分けて整理します。すべてを一気に使う必要はありません。赤ちゃんの様子を見ながら、少しずつ増やしていきましょう。
| 分類 | 食材 | 使い方の目安 | ポイント |
|---|---|---|---|
| 主食 | 10倍がゆ | なめらかにすりつぶす | 最初に試しやすい基本の食材 |
| 野菜 | にんじん | やわらかく煮てすりつぶす | 自然な甘みがあり使いやすい |
| 野菜 | かぼちゃ | 皮を除き、やわらかくしてつぶす | 甘みがあり食べやすい |
| 野菜 | じゃがいも | ゆでてなめらかにする | とろみをつけやすい |
| 野菜 | さつまいも | ゆでて裏ごしする | 甘みがあるが、少量から |
| 野菜 | 大根 | やわらかく煮てすりつぶす | クセが少なく使いやすい |
| たんぱく質 | 豆腐 | 加熱してなめらかにする | 初期後半から少量で試しやすい |
| たんぱく質 | 白身魚 | 加熱して細かくほぐす | 慣れてきてから少量ずつ |
| 果物 | りんご | 加熱してすりつぶす | 甘みがあり、少量から試す |
| 果物 | バナナ | つぶしてなめらかにする | 甘みが強いので少量から |
この表はあくまで目安です。赤ちゃんによって食べやすい食材や苦手な食感は違います。
最初は「食べる量」よりも「食材に慣れること」を大切にしましょう。
白身魚や豆腐などのたんぱく質は、最初から無理に入れなくても大丈夫です。
おかゆや野菜に慣れてきたあと、赤ちゃんの様子を見ながら少量ずつ試していくと進めやすいです。
④ 初めての食材を試す順番の考え方
離乳食初期は、食材を増やす順番に悩みやすいです。ただ、細かく完璧な順番を決めるよりも、赤ちゃんが食べやすいものから少しずつ広げていく考え方で大丈夫です。
進めやすい流れは、次のような順番です。
・おかゆ
・クセの少ない野菜
・甘みのある野菜
・豆腐などのたんぱく質
・白身魚などのたんぱく質
・果物は少量で様子を見ながら
最初は、10倍がゆをなめらかにすりつぶしたものから始める家庭が多いです。おかゆに慣れてきたら、にんじん、かぼちゃ、じゃがいも、大根など、やわらかくしやすい野菜を1種類ずつ試していきましょう。
果物は甘みがあるので赤ちゃんが受け入れやすいこともありますが、甘い味ばかりに偏らないように、少量から取り入れるのがおすすめです。



「野菜、魚、果物って、どれから増やせばいいのか迷う…」



「まずはおかゆと野菜からで大丈夫。慣れてきたら、豆腐や白身魚を少しずつ試していこう」
⑤ 離乳食初期1週間の進め方例
離乳食初期の1週間は、食材をたくさん増やすよりも、赤ちゃんがスプーンや食べ物に慣れることを優先しましょう。下の表は一例です。赤ちゃんの様子に合わせて、無理なく調整してください。
| 日にち | 食材の例 | 量の目安 | ポイント |
|---|---|---|---|
| 1日目 | 10倍がゆ | ひとさじ | まずは口に入れる経験から |
| 2日目 | 10倍がゆ | ひとさじ〜少量 | 嫌がらなければ少しだけ続ける |
| 3日目 | 10倍がゆ | 少量 | 食べ方や体調を見る |
| 4日目 | 10倍がゆ+にんじん | にんじんはひとさじ | 新しい食材は少量から |
| 5日目 | 10倍がゆ+にんじん | 少量 | 体調に変化がないか確認 |
| 6日目 | 10倍がゆ+かぼちゃ | かぼちゃはひとさじ | 新しい野菜を追加 |
| 7日目 | 10倍がゆ+かぼちゃ | 少量 | 食べる量より慣れることを優先 |
このスケジュールは、あくまで進め方のイメージです。
赤ちゃんが嫌がる日や体調が悪い日は、無理に進めなくて大丈夫です。
1日休んだり、同じ食材を数日続けたりしても問題ありません。
また、初めての食材を同じ日に何種類も増やすと、体調に変化があったときに原因が分かりにくくなります。
新しい食材は1種類ずつ、少量から試すと安心です。
⑥ 食材別の簡単な作り方
離乳食初期は、食材をやわらかく加熱し、なめらかにすりつぶすことが基本です。最初から手の込んだレシピにしなくても大丈夫です。
| 食材 | 作り方の目安 | 注意点 |
|---|---|---|
| 10倍がゆ | 米と水でやわらかく炊き、すりつぶす | 最初は粒が残らないようになめらかにする |
| にんじん | やわらかく煮て、すりつぶす | 固い部分が残らないようにする |
| かぼちゃ | 皮を取り、やわらかくしてつぶす | 水分を足してなめらかにする |
| じゃがいも | ゆでてつぶし、湯冷ましなどでのばす | もったりしすぎないよう調整する |
| 豆腐 | 加熱してからすりつぶす | 初めては少量から |
| 白身魚 | しっかり加熱し、骨を取り細かくする | パサつく場合は湯でのばす |
| りんご | 加熱してすりつぶす | 最初は少量から |
| バナナ | つぶしてなめらかにする | 甘みが強いので量に注意 |
食材がもったりしすぎると、赤ちゃんが飲み込みにくいことがあります。
湯冷ましやだし、調理したお湯などでのばして、なめらかに調整しましょう。
作った離乳食を冷凍保存する場合は、清潔な容器を使い、早めに使い切るようにします。
保存方法や衛生面が心配な場合は、自治体の離乳食教室や健診で確認すると安心です。
⑦ 初期に避けたい食材と注意点
離乳食初期は、赤ちゃんの体に負担がかかりやすい食材や、のどに詰まりやすい形には注意が必要です。食べられる食材を増やすことより、安全に進めることを優先しましょう。
✅チェック
・はちみつは1歳未満には与えない
・味つけの濃いものは避ける
・硬いもの、粒が大きいものは避ける
・のどに詰まりやすい形にしない
・初めての食材は少量から試す
・体調が悪い日は新しい食材を増やさない
・気になる症状があれば自己判断せず相談する
特に、はちみつは1歳未満の赤ちゃんには与えないようにします。
加工品に入っている場合もあるため、原材料表示を確認しておくと安心です。
また、離乳食初期に大人と同じ味つけは必要ありません。
しょうゆ、みそ、塩、砂糖などを使わなくても、食材そのものの味で十分です。
赤ちゃんの様子を見ながら、やわらかさやなめらかさを調整して進めましょう。
⑧ 食べないときの考え方
離乳食初期は、思ったように食べない日があっても珍しくありません。
口から出す、スプーンを嫌がる、1口で終わる、泣いてしまうなど、最初はうまく進まないこともあります。
食べないときは、まず次のようなことを確認してみましょう。
・眠い時間と重なっていないか
・授乳やミルクの直後ではないか
・体調が悪そうではないか
・食材がかたすぎないか
・なめらかさが足りないか
・スプーンの感触を嫌がっていないか
・親が焦って何度も口に運んでいないか
食べない日は、無理に続けなくて大丈夫です。
離乳食初期は、食べる量よりも「口に入れる経験」が大切です。
赤ちゃんが嫌がるときは早めに切り上げて、次の日にまた少し試してみましょう。
わが家でも、最初は食べるというより、口に入れて出すだけの日がありました。
でも、少しずつスプーンに慣れて、口に入れられる回数が増えていきました。
焦らず進めることが、親にとっても赤ちゃんにとっても大切です。
⑨ よくある質問
ここでは、離乳食初期の食材についてよくある疑問をまとめます。
Q1. 離乳食初期は何種類くらい食材を用意すればいいですか?
最初からたくさん用意しなくて大丈夫です。
まずは、おかゆに慣れ、その後ににんじん、かぼちゃ、じゃがいもなど、使いやすい野菜を少しずつ試していきましょう。
初期は食材の種類を増やすことより、赤ちゃんが食べ物に慣れることが大切です。
Q2. 初めての食材は毎日増やしてもいいですか?
毎日どんどん増やす必要はありません。
初めての食材は1種類ずつ、少量から試すと安心です。
体調や肌の様子、便の状態などを見ながら進めましょう。
赤ちゃんが嫌がる日や体調が悪い日は、新しい食材を増やさなくても大丈夫です。
Q3. 野菜を嫌がるときはどうしたらいいですか?
野菜を嫌がるときは、無理に食べさせなくて大丈夫です。
なめらかさを変えたり、おかゆに少し混ぜたり、日をあけて再度試したりすると食べやすくなることがあります。
離乳食初期は食べる量より慣れることが大切なので、焦らず進めましょう。
Q4. 果物は離乳食初期から使ってもいいですか?
りんごやバナナなどは使いやすい食材ですが、甘みが強いので少量から試すのがおすすめです。
果物ばかりになると他の食材を嫌がることもあるため、おかゆや野菜に慣れてきたあと、少しずつ取り入れると進めやすいです。
Q5. アレルギーが心配な食材はどう進めればいいですか?
初めての食材は、少量から試し、食べたあとの肌の様子、嘔吐、下痢、咳、機嫌の変化などを確認しましょう。
家族にアレルギーがある場合や、湿疹などで不安がある場合は、始める前に小児科や健診で相談しておくと安心です。
⑩ まとめ|離乳食初期の食材は焦らず少しずつ増やそう
離乳食初期は、たくさんの食材を用意するより、赤ちゃんが食べ物に慣れることを大切にしましょう。
最初はおかゆから始め、野菜、豆腐、白身魚などを少しずつ試していけば大丈夫です。
✅チェック
・離乳食初期は少ない食材からでOK
・最初はおかゆなど、なめらかなものから始める
・野菜はやわらかくしてすりつぶす
・新しい食材は1種類ずつ少量から試す
・体調がよい日に進める
・はちみつは1歳未満には与えない
・食べない日があっても焦らない
・不安があるときは小児科や健診で相談する
離乳食は、赤ちゃんもママも少しずつ慣れていくものです。
最初からきれいに食べられなくても、予定通りに進まなくても大丈夫です。
赤ちゃんの様子を見ながら、無理のないペースで食材を増やしていきましょう。



「離乳食初期は、食材をたくさん増やすより“少しずつ慣れること”が大切。赤ちゃんのペースに合わせて、できるところから進めていこう。」





